底物師/海坊主 石鯛の部屋【石鯛/口白/クエ】

石鯛を釣るために・・・

石鯛と言う魚は、魚類においては非常に賢い魚で

他の魚より、脳の発達が非常に優れており、

水族館で輪くぐりの芸をしたり、数字のカードを覚えたりと

知能が発達している為、釣り人の仕掛けを

すぐに覚えてしまい、学習能力の高い魚とされています。

なので、何度も同じ仕掛けや餌を繰り返し

投入していると、それを覚えてしまって

釣る事が非常に難しい魚なんです。

口の形状も、鳥のようなクチバシ状の二枚歯の為

針の掛かけられる場所が限られ、歯と歯の蝶つがいの部分にあたる

『カンヌキ』と呼ばれる地獄になった所に針を掛けないと

フッキングさせる事は難しく、スッポ抜けたり

あわよく、カンヌキ(地獄)に掛けたとしても

その引きは磯の王者にふさわしい強烈な引きと

根や磯の割れなどに逃げ込みハリスのワイヤーさえも

もろともせずに切って行ってしまします。

エサのサザエやアワビ、ウニ、伊勢海老なども

強靭なくちばし状の歯でバリバリと噛み砕き太軸の石鯛針も

潰してしまうほどのアゴの力で

『石をも、噛み砕く魚』として

荒々しさと強烈なパワーで釣り人の心を鷲掴みにしてやまない

幻の魚、磯の王者などと呼ばれるにふさわしい魚なんです。

昔から磯の大物釣りの対象魚としては磯釣り師最高峰の

磯釣りターゲットとして、知・力・夢 のあるゲーム性の高い

非常に釣る事が難しい幻の魚なのであり、

釣り人の心を魅了してやまない魚なんです。

そんな石鯛を釣るために・・・

私が石鯛に魅了されたのは三十数年前、仕事でお世話になった

仕事の師匠である、ネーチャー上内氏。

当時、大学を中退してインテリアコーディネーターになろうと私は

インテリア・内装の会社に就職しました。

その時の上司が後の職人としての師匠であるネーチャー上内氏。

なんで?ネーチャーかって??

アートネ〇チヤーと言う帽子をいつも被ってたからです。(笑)

子供の時から釣りが好きだった私は 

ネ~チャー上内氏に連れられて『石鯛プロショップ木村商』に足を運びました。

私の石鯛釣りはここから始まりました。

店内には、石鯛の馬鹿デカい魚拓が数多く飾られていて

石鯛の釣り道具も、高価な竹竿(和竿)やゴッツイリールが

数多く見たことも無い石鯛を釣る為の様々な道具がありました。

お店の中には、怖そうな、いかのも!って感じのお客さんが数名。

タブン、常連の人なんでしょう~。近ずきにくい雰囲気で

私は師匠であるネーチャー上内氏の影に隠れて

金魚の糞のようにじっと隅の方でおとなしく話を聞いていました。

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